シンガポール駐在が決まるまでとその懸念①:帯同とキャリアと〇〇と。
2021年秋。
コロナ禍も比較的落ち着いていた頃のことでした。
出張帰りの夫からLINEが。
新幹線に乗って、帰宅時間の目途でもたったのかな?と思ってメッセージを開くと、なんとそこには!!!
海外駐在いけるかも
・・!?
え、え・・!?!?
完全に数秒は固まっていました。
えーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
結婚前から海外駐在行きたいとは聞いていたし、私も行ってほしいと思っていたし(帯同するかはその時の状況と赴任先によるけど)、
でも、でも・・・!
可能性として、今じゃない、数年後だと思っていたのでとっても驚きました。ほんとに?って。
夫自身も動揺しているのが短いLINEの文面から伝わってきて、ちょっと面白かったです。
どきどき動悸が収まらないままLINEで得た情報は
- 赴任先はシンガポール
- 赴任時期は来年(2022年)前半
- 赴任期間は2,3年予想
- まだ正式決定ではない、他にも候補者は存在
今思うと、結構必要十分な情報でしたがその時はもっと色々と知りたくて。うずうずしたまま夫の帰宅を待っていました。
そして数時間後。
長かったー!人生でこんなに長い数時間(実質2時間半くらい)はなかったかもっていうくらい。
夫が帰宅したので、出張のお土産もそこそこに駐在の話題へ。
たぶん二人とも目が血走ってたんじゃないかっていうくらいの興奮度合でした。アドレナリン出すぎだったんじゃないかな
大きくはLINEで得た情報と変わらず。
でも、最短で年明け(2ヶ月後くらい)かもとか、
家買ったばかり(新築マンションを半年前に・・)なのにどうする?とか、
私も帯同するの?するならいつから?とか、、
そもそもまだ候補者が他にもいる状況で、いつ正式決定するのか、が一番気になるところでした。
そんなこんなで興奮も収まらぬままその日は何とか眠りについたはいいが・・・
それから数週間。
一向に進展しない!!!!!
本当に、何も進展しなくて。いえ、ほぼ、進展しなくて。
候補者が最終的に2名になったというのを聞き・・
おそらく夫の方が可能性が高いと聞き・・
強いて言えば、内内内内示くらいの状況とのこと。
ただ、夫の後任が決まらないと抜けるに抜けられないとのこと。
正式な内示までは程遠い状況だそうでしたが、その時点ですでに年末間近。
夫も自分のキャリアが・・というもやもやがあったと思うけど、それは私にとっても同じです。
帯同とキャリア
帯同するのか、しないのか。
海外生活は(また)したい!!
過去に何年か北米にいたことがあるので、国は違えど異文化への適応性も問題なし。
ましてシンガポールは衛生的には十分綺麗だし、英語も通じる。
コロナ禍で国内ですらまともに旅行もできなくて、海外行きたい!と何度思ったことか。
それが旅行という短期間ではなくて、生活できるというのは非常に魅力でした。
シンガポールを起点にすれば、周辺各国も行きやすいし、またとないチャンスだ!と。
でもですね、、仕事のことを思うとそう簡単に手放しでは喜べない事情がありまして(夫とは別の会社です)。
ちょうど3年見込みのプロジェクトの半ばに差し掛かっているところで、立ち上げを終え、運用を軌道に乗せていくフェーズ・・
それは大変面白くて、やりがいのあるところだったのです。
私のキャリア的なタイミングでいうと、完全に今じゃない。
1年後でもない、なんなら、2年後でもない。3,4年後なら・・というタイミングでした。
私の勤めている会社には帯同休暇なんてものは無い!
ので、帯同するとしたらこのまま退職一択しかありませんでした。
そして私にはもう1つ、とってももやもやしていることがありました。