駐妻になるので妊活して海外出産しました

DINKs希望の私がまさかの妊活。別居生活を経て産休育休中にシンガポール渡航!久々の海外生活を満喫中

いざ不妊治療専門のクリニックへ!そして人工授精から体外受精へのステップアップ

初回通院:初めての不妊治療専門クリニック

私たち夫婦側の都合もあったからかもしれませんが、おすすめされたクリニックはなかなか人気らしく初診の予約が取れず、初回通院はもうクリスマス目前の頃でした。

 

その時点でもまだ駐在に関しては目立った進展はなく、内々示すら出ていなかったんですけどね・・

 

初来院時は不妊治療について説明を受け(方法や確率、通院頻度等)、こちらからも色々と質問させていただきました。

その時点で回答できることは丁寧にお答えいただき好印象。

 

あとは、実はその半年ほど前に二人で受けていたブライダルチェック(別のクリニックさんです)の結果を提出し、私だけ再度血液検査をおこなってその日は終了です。

 

コロナ感染対策もあってか、患者一人での来院が基本になっているらしく、数十人が待合室にいる中で男性は夫一人。

 

少し申し訳ないとも思いましたが、やはり不妊治療は女性側に大きな負担がかかるのかなとやや憂鬱になりました。

 

通院2回目とかつてのブライダルチェック

数日後、血液検査結果を聞きに行きました。

若干数値の低い項目(FSH:卵巣刺激ホルモン)があるけれど、大きな問題はなさそうとのことでした。

 

ブライダルチェックを受けた時は、そのFSHが低すぎるから妊娠希望なら治療を、と言われていたんですよね。

で、その時は即妊娠希望というわけでは全くなかったのでお見送り。

 

その先生との相性があんまり良くなかった、というのもその時に真剣に検討しなかった理由の1つかもしれません。

フィーリングって、やっぱり大事ですよね・・

 

麻疹の抗体が低いことが分かったので、念のためと予防接種を受けてそのクリニックさんとはそれっきり。

今思うと、その時に麻疹の予防接種を打っておいてよかったなと。でないと今回のスケジュールがもっと遅れていたところでした。

 

人工授精周期スタート

ただ私の体の状態のタイミング的な問題だったのか、その時点では体外受精周期には入れないと言われてしまいました。

そこで、まずは人工授精周期から始めることに。

※タイミング法から始めるのが一般的かもしれませんが、私たちの場合は1日でも早く妊娠したいということで、妊娠確率が飛躍的に高くなる体外受精を希望していました。

  • タイミング法:約7%、
  • 人工授精:約14%、
  • 体外受精:約45%、というデータがあるようです。

 

子宮卵管造影検査と人工授精周期の結果

子宮の形や異常の有無、卵管が通じているのかを調べる、不妊治療においては非常に一般的で、大事な検査のようです。

検査には治療効果もあるから、妊娠率も少し上がるんだとか。

 

が、その子宮卵管造影検査。痛いし不快だし・・私にとっては本当トラウマになるレベルでした。

そして、人工授精周期は卵子があまり育たず不発。

1週間だけ薬を継続して様子を見ましたが、状況は変わらずでした。

 

先生からは3つの提案がありました。

  1. もう少し薬を継続して様子を見るか(リセットしない)、
  2. リセットして人工受精を継続するのか、
  3. リセットして体外受精にステップアップするのか。

3つめに関しては先生がすごく気遣いながら話してくれているのが伝わってきて、逆に申し訳ないくらいでした。

 

この時、2022年2月。
ちょうど不妊治療が保険適用される直前のことだったのです(保険適用は2022年4月から)。

助成金があるとはいえ、かなりの治療費がかかることなので、悩む患者さんも多いし、先生も伝え方が難しいんでしょうね。

※結果的に助成金は満額いただきましたが、それでも30万円以上の実費負担がありました・・

 

そして私たち夫婦は、前日までに何度か話し合った結果の通り、リセット(人工的に生理を起こして子宮を綺麗に)することにしました。

 

ステップアップし、体外受精周期スタート

体外受精と決めたはいいが、まぁ薬が出ること出ること。飲み忘れないように必死でした。

まずは採卵からで、注射も毎日。

 

通院せずに自己注射も選ぶことができたのですが、ちょっとした勘違いもあり土日含めて結果10日間も通院することに。

※どちらもメリット、デメリットあると思います。

私たちにとっては、僅差で自己注射の方が良かった気もしますが、電車で5,6駅程度のクリニックだったので、通院もそこまで大きな負担にはなりませんでした。

 

交通費と、頑張ってるご褒美(近くに美味しいパン屋さんがあったのです)代で、必須ではなかった出費が増えたのはちょっとした反省点です。